相続登記の義務化に関してよく受けるご質問をまとめています

• # 01

  Q.２０２４年に義務化されるとして、既に何年もしていない相続登記はそのままで良いですか？

  相続の義務化は２０２４年以前に起きた相続についても、適用されます。

  なので、全ての相続の登記が義務化されると思って頂いた方が簡単です。

• # 02

  Q.２０２４年に義務化がニュースになって、駆け込む人が出ますかね？ 　

  確かに、義務化になるといっても、まだまだ一般の方にはほとんど浸透していないと思われます。

  ２０２４年あたりにニュース等で取り上げられ、慌てて行う人もいると思います。

  そのときに法務局が飽和状態になるのは予想されます。

  義務化を知っている方は、今のうちにスムーズに手続きされた方が賢明です。

  
  

• # 03

  Ｑ.今のうちに相続手続きをした方が良い家庭はありますか？

  既にやや揉めているか問題があるご家庭は取り掛かった方が良いです。

  相続人が不明とか、相続人同士が揉めているとか、高齢の相続人がいる場合です。

  問題を先送りすると費用が増えてしまうケースが多いです。

  また、相続登記の義務化の期限に間に合わない可能性があります。

  
  

• # 04

  Q.遺産分割で揉めて長期化しているので３年以内に名義変更できないときはどうなの？

  そういうケースに備えて、相続人申告登記という、相続登記の義務をとりあえず履行したものとする制度もあります。

  ただ、その場合、遺産分割協議が成立してから３年以内に、相続した土地の所有権移転登記を申請する必要があります。