相続人がいない場合について【司法書士事務所ブライト】

相続人がいない場合に関してよく受けるご質問をまとめています

• # 01

  Q.相続人の不存在とはどういう状態のことですか？

  身寄りのない高齢者など相続人がいない場合と、現実には存在するとしてもその存在が戸籍等から判明しない場合があります。

  また、全ての相続人が相続の放棄をしたときなども、相続人の不存在となります。

• # 02

  Ｑ.自分としては相続人がいないことが明らかなのですが、色々な手続きが必要ですか？

  戸籍に載っていない相続人がいることもあり得ますし、認知の裁判によって嫡出でない子であることが認められて相続人が出現することがあります。

  また、相続人がいない場合でも、債務があればこれを弁済し、残った財産の帰属を決めなければならないので、管理する者が必要となります。

  
  

• # 03

  Q.相続人を探すのは自分でするのですか、探偵に頼むのですか？

  まずはご自分で行う事から始めてください。

  戸籍や住民票を取得して相続人を相続することから始めます。

  最近は、SNSなどで相続人が見つかることもあるようです。

• # 04

  Q.国庫に帰属されたくないのですが？ 　

  生前に遺言を書かれることで、相続人がいない方でも、お世話になった人や団体へ遺贈することができます。

  また、生前に任意後見人を選んでおくのも良いと思われます。

• # 05

  Q.相続人は存在するが所在の不明の場合も含まれますか？

  これは相続人の不存在の場面ではなく、不在者の財産管理の問題です。

• # 06

  Q.誰も申立をしない場合どうなるのですか？

  誰も申立をしなければ相続財産管理人は選任されません。

  申立をすることができるのは、被相続人の債権者、特定遺贈を受けた者、特別縁故者などの利害関係人や検察官です。